白内障

<自分でできる予防と解消>自分でしかできない

<医療> <診断><白内障手術><白内障手術の後遺症><短焦点レンズ>

    <多焦点レンズ><焦点深度拡張型>

    <レンズ選び・眼科医のコメント>

    【参照:各種白内障・自己診断(コントラスト検査)

白内障とは

【 白内障は水晶体のタンパク質であるクリスタリンタンパクが劣化(酸化や糖化)して濁った状態をいう。この濁りのために水晶体を通過する光が乱反射して次第に見えにくくなる。目がかすむ。

 水晶体は周辺部には水晶体細胞があり、分裂を繰り返している。分裂した細胞は水晶体の内部へと押し出されていく。この過程で、細胞の内部組織が無くなり、細胞膜もなくなりタンパク質だけが残っていく。このたんぱく質をクリスタリンたんぱく質と言う。充分小さく光を通過させる。水晶体と角膜の間には房水が流れていて、房水から栄養が水晶体に運ばれ、水晶体の代謝物も房水によって運び去られる。 】 

【 房水は、角膜・水晶体・硝子体など血管のない組織に栄養を与える役割をもっており、目の中の毛様体で作られる。毛様体から、瞳孔および隅角(ぐうかく)にあるフィルター線維柱帯を通って、シュレム管に集まり、静脈へと流れ出す。

 以上は房水の一般的な解説。が、これ以外に房水は重要な役割があると推定される。それは老廃物である水晶体の中でできる細胞膜や細胞内組織の残骸やクリスタリンタンパクの分解物なども房水で排泄されていると考えられる。その機序が解明されていない!それ故に白内障の根本治療もできない! 】


 白内障の原因の主なものは酸化・糖化。どちらも人体の老化に伴う。 人体が老化して代謝能力を失うのが白内障の原因。白内障になり始めたら酸化と糖化の両方を疑うべき!

< 糖化による白内障 >

 《糖質過剰で癌や認知症が激増している現代において、糖化による白内障が多発していると思われる》

 クリスタリンたんぱく質が糖化すると、やはり光が散乱してかすんでくる。初期では、昼間の明るいときには問題ないが、夜間の暗いところで瞳孔が開くと視力が落ちる。車の運転で、夜間運転に問題を感じたら糖化による白内障を疑うべき。糖化が進行すると水晶体の周辺部のクリスタリンたんぱく質から糖化。従って、明るいところで瞳孔が狭くなった時には問題なくよく見える。糖化が進むと色合いも変化してくる。褐色がかって見えるようになる。青色が薄れて黄色く見えてくる。

 クリスタリンたんぱく質の糖化防止は〈糖質制限食〉が有効。

治すことも可能。この対策は糖尿病・癌・脳梗塞などの対策と同じ。


 < 酸化による白内障 >

  太陽からの紫外線を浴びることでもクリスタリンたんぱく質が酸化して白内障になる。この場合には瞳孔が狭くなっていて、水晶体の中ほどに紫外線が当たるので水晶体の中心部の視力が落ちる。水晶体中心部のクリスタリンたんぱく質が酸化され白濁する。代謝が衰えたり、代謝能力を上回る速さで酸化が進展する結果。水晶体の中心部が白濁しているので明るい昼間に目がかすむ。進行すると視力を失う。

 対策にはメガネの着用が有効。

メガネは劣化すると紫外線透過率が高まる。要注意!!

 スリットメガネ(ダイソー)で自己診断









スリットの中の一つに着目してよく見ると

スリットの中ほどに曇っている領域がある。

それが紫外線での白内障。

紫外線対策にはサイド漏れのない

メガネの着用が必要









紫外線で痛めると、完治は何年にも渡る。

が、進行はメガネの着用で止められる。

近年ほとんど見られなくなったサイドの幅広メガネ

サイド漏れを防いでくれるので紫外線対策に有用









通常メガネにサイド漏れ対策のカバーを付ける







 


 < 水晶体の変形 >

 代謝能力の衰えで、起こるもう一つの問題は老朽化したクリスタリンタンパクが溜まってこれを充分排出できなくなるので、水晶体が厚く硬くなる。そうして水晶体が凸凹にもなる。そのために近視の度が進んだり、乱視になったりもする。


0 件のコメント:

コメントを投稿

高濃度炭酸泉で良くなった視力

  今週は近くの銭湯に行って 高濃度炭酸泉に二日ほど浸かった。 目的は最近問題を感じている リンパの流れを良くするため。 炭酸泉の温度が低くぬるま湯状態。 それで、30分/1回で2回も浸かることができた。 計一時間。  炭酸泉に浸かった翌日の散歩。 遠くの景色がくっきり見える。 ...