白内障の予防と解消

  白内障の原因は四つが指摘されている。

それぞれの解消は下記だ。それぞれ対策が異なる。

白内障の原因を見極めることが大事だ。


< 食事 >

1.必須栄養

  ★ビタミンA

   網膜細胞に働き視力をアップしてくれる。

   涙が良く出るようになり代謝が改良される

   ドライアイ予防の切り札。

  ★ルテイン

   ホウレンソウや小松菜に含まれている。

   水晶体の必須栄養素。

2.過剰の糖質を避ける(糖尿病対策と同じ)

 血糖値を急激に上げる食材を避ける。

砂糖・小麦

  

1.太陽光からの紫外線での白内障予防

 ◎ ツバのある帽子をかぶる。

   学生帽のようなほんのわずかなつばでも

   空からの紫外線のかなりの部分はカットできる。

   ツバの深いものほど良いことは言うまでもない。

 ◎ 眼鏡の着用

   一般のプラスチック眼鏡でも紫外線は

   99%ほどもカットしてくれるものが多い。

   最近ではカット率が99.9%のものが一般的。

   したがって、近視用の眼鏡を着用しているだけでも

   かなりの効果が期待できる。

 ★ 窓ガラスなどは一般的に紫外線カット率は90%。

  やや不充分。車のガラス窓も紫外線カット率90%。

  長時間ドライブでは水晶体を痛める。

  車の運転時にも伊達メガネなどの着用が望まれる。

  ただし、高級仕様の車ではカット率99.9%。

   《一般の眼鏡の場合には眼鏡のサイドから漏れてくる

   光はカットできない。

 耳にかけるツルが幅広で紫外線のサイド漏れを防止。鼻あての部分が広くレンズを眼球に接近させることができる。紫外線対策だけではなく花粉やPM2.0 などからも目を守ってくれる。近年はファッション優先で安全性が考量されなくなった。

   近視用のメガネを着用していても 、長時間戸外活動するような場合には

   深刻な白内障になり得る。

   サングラスや安全メガネなどでは

   サイド漏れはない。



   また、アマゾンなどではサイド光カットの

   プラスチック製アダプターが売られている。

   これを着用する。


   雪山などでは雪面からの太陽光の反射は

   直射日光の考量に近い。従ってサングラスなどを

   着用する。

   アングラーやセーラーは水面からの太陽光の

   反射に晒される。従って偏光サングラスを着用する。

   水面や硝子面などからの反射光は位相がそろっているので

   変更レンズで大幅にカットできる。

   戸外を散歩するときにも車などガラス面からの強烈な

   太陽光の反射がある。こうした水面や硝子面からの反射光は

   連続的ではなく、わずかな時間だけれども

   繰り返しによって、白内障が引き起こされる。

★ 車と紫外線(油断禁物)

   ガラスの紫外線カット率は90%。車のガラスもこの程度か?

  このカット率の車に長時間いると、

  紫外線による白内障が進行する。

  車内でもメガネの着用が有効。

   高級車では99.9%カット率の車も。

2.クリスタリンタンパク質の酸化の予防

  ◎ 血液中には尿酸と言う強力な抗酸化作用を

  持っている。尿酸はタンパク質の最終代謝物である。

  従って、タンパク質をしっかり摂ることが必要になる。

   尿酸が血液中に適切にあっても水晶体に

  供給されなければ白内障が進行する。水晶体に運ばれる

  液体は房水と呼ばれていて、毛細血管から組織に

  しみだす血漿成分と同じものだ。

  ◎ 酸化防止効果のある点眼薬を使用する。

   カリーユニ

   水溶性ケイ素点眼液(自作・自己責任)

3.クリスタリンタンパク質の糖化

   この場合の予防&解消は血液中の血糖値を

  適切に維持することだ。

  血糖値を適切に維持するためには

  適切な糖質制限が必須になる。

  糖尿病予防・肥満予防・癌予防・認知症予防と同じ。

  【 参照:耐糖性を落とさない基本の糖質制限 】

4.オートファジー機能の衰えによる白内障

   オートファジーの衰えでクリスタリンタンパク質に

  DNAが残るために引きおこされる白内障だ。

   オートファジー機能は最も基礎的な日常的な

  免疫機能。そのためこれを維持するのは生活全般に及ぶ。

  飲食・睡眠・運動・イライラしない精神状態など。

  【 参照:免疫の全貌と基礎 市販の

多くの免疫関連書籍にはオートファジーは記載されていない! 】

  

  

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