虹視症

  虹視症(こうししょう)は、光源の周りに虹色の輪が見える現象。光視症(キラキラした光が見える)と異なり、虹視症は虹のようなぼんやりとした光として見える。下記2の緑内障による場合には失明の恐れもあるために緊急の眼科受診が必要。

< 虹視症の原因 >

1.角膜の問題

 角膜の傷やむくみ、汚れの付着により光が乱反射して虹視症になる。角膜の問題の場合には緊急性はないが、代謝機能の衰えなどによる場合があり全身の健康状態の向上が望まれる。

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2.緑内障(閉塞隅角緑内障)

 角膜と水晶体の間を〈房水〉が流れている。この液体が通路(隅角)が閉じることで眼圧が急激に上昇し、視神経が障害される。視野の一部が欠けたり、ゆがんだりする症状・目の疲れ、頭痛、眼球を重く感じるなどの症状がある。

 失明につながる緑内障の代表的な症状の一つであり、特に急激な眼圧上昇による閉塞隅角緑内障の前触れである得る。眼精疲労など前駆症状が現れることも。他の病気の兆候であることもあり得る。

 激しい眼痛、頭痛、吐き気を伴う場合は、緊急性が高く、すぐに眼科を受診する必要がある。


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