< 白内障手術後予後 >
通常良好。多くの場合、手術の翌日から数日以内に視力が回復し、2週間程度で安定。しかし、レンズの種類や合併症の有無、個人の目の状態によって、視力の安定には1ヶ月程度かかる場合も。
< 後遺症 >
1.後発白内障
術後5年で20%発生。それ以降にも発生するが統計データーはない。
手術で入れた現愛レンズが入っている水晶体後嚢(袋)の細胞が増殖するために濁る。
レーザーを用いて混濁した水晶体嚢に穴を開け、視機能を改善。外来通院で治療可能。
2.術後眼内炎
早期の発見と治療が必要で、放置すると失明の危険性。
2,000〜3,000例に1件程度
- 術後の眼内細菌感染。最も重篤な合併症
- 手術による角膜への影響で角膜内皮細胞が減り、角膜が濁る。
- 挿入された眼内レンズがずれたり、落下したりする場合があり。
- 5.その他
- 術後高眼圧、眼底疾患の悪化、術後の炎症の再発などが報告されている。
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