角膜乱視か水晶体乱視かを見分けるためには、眼科で専門的な検査を受ける!
自覚症状で判断できない。
以下の2つの検査結果をで、乱視の原因を特定。
- 角膜形状測定(角膜トポグラフィー): 角膜の表面のカーブ(曲率)を詳細に測定する検査。角膜が原因となっている乱視(角膜乱視)の度数と軸を調べることができる。
- オートレフケラトメーター: 目全体の屈折力を自動的に測定する機器。角膜と水晶体を合わせた総合的な乱視の度数と軸がわかる。
これらの検査結果を比較し、以下判別。
- 角膜乱視: 角膜形状測定・オートレフケラトメーターの両測定結果(目全体の乱視の度数や軸)が一致してする場合、乱視のほとんどは角膜が原因である。
- 水晶体乱視: 角膜形状測定・オートレフケラトメーターの両測定結果(目全体の乱視の度数や軸)にずれがある場合、角膜以外の要因、つまり水晶体のゆがみ(水晶体乱視)が影響している。
乱視の原因を特定する重要性
乱視の原因を特定することは、適切な治療法や矯正方法を選択するために重要。
乱視の原因を特定することは、適切な治療法や矯正方法を選択するために重要。
- 角膜乱視: ハードコンタクトレンズや、白内障手術の際に乱視矯正用の眼内レンズを使用することで矯正可能。
- 水晶体乱視: 白内障の改善が白内障乱視対策に有効。白内障の進行に伴う水晶体の濁りやゆがみが原因である場合、白内障手術で改善される。
0 件のコメント:
コメントを投稿